技術士になるには|技術士全般

(試験制度の詳しい内容は日本技術士会のサイト試験・登録情報を参照してください)

技術士取得までのステップ

 技術士になるためには以下の図に示すようなステップを踏む必要があります。

実務経験@

技術士登録後、指導技術士の監督の下で4年(総合技術監理部門は7年)以上

実務経験A

基本的に7年(総合技術監理部門は10年)以上、ただし、技術士もしくは優れた技術者の監督の下であれば4年(総合技術監理部門は7年)以上

技術士第一次試験の免除について

 多くの人は技術士第一次試験→技術士第二次試験のステップを踏みますが、JABEE認定校出身であれば一次試験が免除されますので、実務経験さえ規定の年数に達していれば二次試験を受験することができます。

経験年数について

 二次試験を受けるまでに必要な実務経験年数については、基本的に7年と考えてもらってよいです。技術士や優秀な技術者の下での経験を証明できれば4年に短縮されますが、4年の経験で技術士を取得するのは相当優秀な方でないと難しいです。たとえ技術士の下で経験を積んだとしても7年以上しっかり勉強させてもらった方が賢明です。

 ちなみに経験年数は一次試験を受ける前の経験も含みますので、例えば入社してから6年経過後に一次試験(一次合格の年に経験7年になる)、二次試験と連続で受験することが可能です。また大学院や博士課程を修了している人は2年を限度として、その経験を年数に含めることができます。

JIKOの場合

 私は経験年数7年で受験を決意し、平成18年度の一次試験を受験して合格。その次の年で試験制度が改正された初の年の平成19年度に二次試験を受験して何とか合格。平成20年に技術士(機械部門)の登録をしました。ですから私の場合、二次試験を受ける時点で8年の経験を有していました。